自己免疫性小脳失調症


自己免疫性小脳失調症
1)    傍腫瘍症候群:抗Hu, Yoなど、Lambert Eaton症候群(抗VGCC抗体)、抗mGluR抗体
2)    GAD抗体陽性失調症:DMや甲状腺機能異常を伴う。重症でstiff-person
3)    グルテン失調症:抗グリアジン抗体。下痢や甲状腺炎など伴う。
4)    橋本脳症:TPO, Tg, NAE
*自己免疫性小脳失調の特徴
40-50代に好発し歩行障害を呈するが画像上小脳・脳幹の萎縮は軽度
血流では左右非対称の低下を認める

4. 検査
外来で小脳失調を見たら
・血液検査
→炎症反応(ESR, 抗核抗体, DNA抗体, 腫瘍マーカー, 甲状腺, Vit B1/E
GAD抗体、グリアジン抗体(LSIで出せる)、
・画像検索
MRI

5. 治療
薬物治療は確立されていない。
自己免疫性小脳失調症ではステロイドやIVIgが効果あり


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