投稿

ラベル(研修医必須項目)が付いた投稿を表示しています

研修医必須項目

1-2不眠 1-5浮腫 1-6リンパ節腫脹 1-7発疹 1-9発熱 1-10頭痛 1-11めまい 1-14視力障害,視野狭窄 1-15結膜の充血 1-19胸痛 1-20動悸 1-21呼吸困難 1-22咳・痰 1-23嘔気・嘔吐 1-26腹痛 1-27便通異常(下痢,便秘) 1-28腰痛 1-31四肢のしびれ 1-32血尿 1-33排尿障害(尿失禁・排尿困難) 2-1脳血管障害 5-2心不全 5-3高血圧 6-4呼吸器感染症 7-1消化器疾患 8-1腎不全 10-4糖代謝異常 13-2痴呆 13-4気分障害 13-5統合失調症 外科 研修医・若手医師対象topへ戻る ホームへ戻る

[研修医必須項目] 外科

胸腔鏡下右肺部分切除 Ⅰ.臨床経過及び検査所見 【症例】 ● 歳 女 性 【主訴】 呼吸困難 【現病歴】   ● 年に両ソケイ部痛を自覚し他院にて精査したところ、後腹膜~骨盤内に多発嚢胞を認め、若年女性であることからもリンパ脈管筋腫症 (LAM) が疑われ、当院呼吸器内科を紹介受診となった。臨床症状より LAM と診断され経過観察としていたが、●年より呼吸困難を認め、翌日夕方より症状が増悪したため救急要請となった。当院到着時、酸素マスク 6L/ 分投与にて SpO2 92% と低酸素血症であり、さらに胸部単純 X 線にて右肺のⅢ度気胸でありトロッカーを挿入し、呼吸器内科に緊急入院となった。 【既往歴】 パニック障害 【家族歴】 両親:パニック障害 【嗜好歴】 喫煙: なし 飲酒:なし 【アレルギー】 特記事項なし 【入院後経過】   呼吸器内科にて保存的治療を行ったものの経過中に左気胸を認めるようになり、左胸 腔 にもドレーンを留置したものの改善しないため呼吸器外科にて手術を行う方針となった。入院後 14 日目に右ブラに対し胸 腔 鏡下右肺部分切除 + 気ろう閉鎖術を施行した。麻酔導入後、気管挿管前に陽圧換気中の緊張性気胸予防・乳び胸に対するドレナージの目的で、左第 2 肋間より 24Fr ダブルルーメントロッカーを 10cm 挿入した。そして術前より挿入されていたドレーンを抜去しカメラで観察したところ、胸 腔 内には灰緑色に濁った胸水が貯留し、フィブリンが析出していた。下葉の葉間面縁に 2cm 大の白色ブラを 2 個認め、中葉の葉間面縁にも 2cm 大の白色ブラを認めた。その他、胸膜表面の発赤、無茎性のブラが多発しており、 LAM として矛盾しない所見であった。 胸 腔 内を合計 1200ml で洗浄し、リークテストを数回施行したが、明らかなリークポイントは認めず、前述のブラを切除し、胸膜補強を施行した。 24Fr ダブルルーメントロッカーを右肺尖に向けて第 6 肋間前腋窩線上の孔より留置し手術を終了とした。出血量 5ml 、手術時間は 59 分であった。術後経過は良好であり、気胸の拡大は認められず、術後 2 日目に左ドレーンを抜去、さらに術...

[研修医必須項目] 13-5 統合失調症

<統合失調症> 【疾患定義】 統合失調症とは、思考や行動、感情を 1 つの目的に沿ってまとめていく能力、すなわち統合する能力が長期間にわたって低下し、その経過中にある種の幻覚、妄想、ひどくまとまりのない行動が見られる病態である。 【分類】 妄想型 (ICD-10 F20.0) 連合障害や自閉などの基礎症状が目立たず 妄想 ・幻覚が症状の中心である。統合失調症はかつて早発性痴呆症と呼ばれていたように早発性(思春期から青年期)に発症することが多いが、当該亜型は 30 代以降の比較的遅い発症が特徴的であるとされる。また、薬物療法に比較的感応的とされる。 破瓜型( ICD-10   F20.1 ) 破瓜とは 16 歳のことで、思春期・青年期に好発とされる。連合弛緩等の連合障害が主要な症状で、解体した思考や行動( disorganized thinking and behavior :混乱した思考や挙動)が目立つ。幻覚妄想はあっても体系的ではない。感情の表出、自発的行動が徐々に失われ人格荒廃に至るケースもあるとされる。 緊張型( ICD-10   F20.2 ) 筋肉の硬直症状が特異的で 興奮 ・ 昏迷 などの症状を呈する。陽性時には不自然な姿勢で静止したまま不動となったり、また逆に無目的の動作を繰り返したりする。近年では比較的その発症数は減少したと言われる場合がある。 鑑別不能型( ICD-10   F20.3 ) 一般的な基準を満たしているものの、妄想型、破瓜型、緊張型どの亜型にも当てはまらないか、二つ以上の亜型の特徴を示す状態。 【原因】 遺伝性素因、ストレス、養育環境 【鑑別診断】 以下のように症状等で鑑別診断進めていく。 統合失調症の症状は大きく二つに分かれる。一つは陽性症状、もう一つは陰性症状である。陽性症状は「これまでなかったものが出てくる」症状で、幻覚や妄想などである。幻覚は実際には存在しないものが見えたり聞こえたりする症状。統合失調症では、聴覚における幻覚である幻聴(例:周りに人がいないのに自分のことを話している声が聴こえる)がよくみられる。妄想は事実とは異なったことを確信していることで、統合失調症においては被害的な内容の被害妄想(例:周囲から嫌がらせをされている、盗聴や...

[研修医必須項目] 13-4 気分障害

<気分障害> 【定義】   うつ病 : 気分障害 の一種であり、抑うつ気分や 不安 ・焦燥(しょうそう)、精神活動の低下、食欲低下、 不眠症 などを特徴とする 精神疾患 である。 双極性障害 :躁状態(躁病エピソード)およびうつ状態(大うつ病エピソード)という病相(エピソード)を繰り返す精神疾患である。 【分類】  ※ DSM- Ⅳ分類  双極性障害:Ⅰ型双極性障害、Ⅱ型双極性障害、気分循環性障害、特定不能の双極性障害  うつ病性障害:大うつ病性障害、気分変調性障害、特定不能うつ病性障害           抑うつ関連障害(小うつ病性障害、反復性短期抑うつ障害、月経前不快気分障             害)  一般身体疾患を示すことによる気分障害  特定不能の気分障害  ※ ICD10 分類   F30 躁病エピソード F 30.0 軽うつ病、F 30.1 精神病症状を伴わない躁病、F 30.2 精神病症状を伴う躁病 F 30.8 その他の躁病エピソード、F 30.9 躁病エピソード、詳細不明 F31 双極性感障害(躁うつ病) F 31.0 双極性感情障害・現在軽躁病エピソード F 31.1 双極性感情障害・現在精神病症状を伴わない躁病エピソード F 31.2  双極性感情障害、現在精神病症状を伴う躁病エピソード F 31.3  双極性感情障害、現在軽症又は中等症のうつ病エピソード ( 30  身体症状をともなわないもの 31  身体症状をともなうもの) F 31.4  双極性感情障害、現在精神病症状を伴わない重症うつ病エピソード F 31.5  双極性感情障害、現在精神病症状を伴う重症うつ病エピソード F 31.6  双極性感情障害、現在混合性エピソード F 31.7  双極性感情障害、現在寛解中のもの F 31.8  その他の双極性感情障害 F 31.9  双極性感情障害、詳細不明 F 32  うつ病エピソード F 32.0 軽症うつ病エピソード (00       身体症状をともなわないもの 01  身体症状をともなうもの) F 32.1  中等症うつ病エピソ...