英語学習の勧め [研修医が英語を勉強するべき3つの理由]

医師にとって英語は必須スキルです。
厳しい受験戦争を通り抜け、おそらく世間からは「医者は英語ができて当然」と思われているでしょうがいつまでたっても英語への苦手意識は消えません。論文を読んでいても今まで見たことがない単語が多いですし文法すら忘れてしまったいるところが多々あります。さらに医学部6年間、研修医2年間で英語の勉強なんてしないしている暇がないでしょうからむしろ受験前の方が英語ができた気がします。

しかし、やっぱり医者になっても英語の勉強は継続していかない理由があります。

1. 論文を読む
研修医になって初めて当たる壁だと思います。大学病院に勤務しているとどこの医局も1回/1-3ヶ月のペースで抄読会や研修医発表があります。しかし研修医にとっては1本の論文を読み抜くことがとても辛いのです。

2. 論文を書く
大学病院に勤務していると大体入局1-2年目くらいで英語論文を書くチャンスをもらえます。最初は症例報告であることが多いですが、最初の1本目がとても辛いです。

3. 留学
大学病院に勤務していると3-10年目くらいで留学を言われることがあります。前々から決まっていれば事前準備をするかどうかは置いておいて多くの場合は突然言われますのでそこから勉強では遅いのです。

というわけで、医師を続けていく限り英語は切っても切り離せないのです。
研修医の間は、研修医ってとても忙しいと思うかかもしれませんが、入局するともっと忙しくなります。高校生の時も、大学生の時もそう思ったかもしれませんが、人生今が一番大変なんです。なので、研修医の間に英語学習をしておくことをお勧めします。

具体的な勉強方法を説明していきますのでぜひ見てみてください。

1 まずは論文を読む
2 論文を書いてみる
3 YouTubeを使った英語学
4 オンライン英会話スクールの勧め


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