テトラベナジン(TBZ) コレアジン
テトラベナジン(TBZ) コレアジン
モノアミン小胞トランスポーター type2 (VMAT2)の選択的阻害薬
→モノアミンの小胞内取り込み、貯蔵を阻害
→モノアミンの神経伝達を減弱する
モノアミン:ドパミン、ノルアドレナリン、セロトニン
ドパミンD1神経系を抑制することによりハンチントン舞踏病での不随意運動を抑制する
元々は1958年に抗精神病薬として開発された
→抗精神病薬としての効果は乏しく中止となった
ドパミン神経系
直接路:視床・皮質を興奮させ運動させる
関節路:視床・皮質を抑制させ、運動を抑制
直接路が優位→hyperkinetic
関節路が優位→hypokinetic
テトラベナジンはハンチントン舞踏病では相対的に過剰になった直接路を抑制することで、不随意運動を改善
副作用としてはPRL上昇、傾眠、パーキンソニズムなど
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