里吉病


里吉病
有痛性筋痙攣、下痢、脱毛を3徴とする疾患
10代頃に発症し、明らかな遺伝歴は認められないことから後天性疾患と考えられている。

SLEMGなどの合併が知られ自己免疫疾患と推察されている
特異的な血液検査の所見はない
神経伝導検査や針筋電図検査では正常である

剖検では腸全体に炎症細胞浸潤が認められる

対症療法にはダントリウムやバクロフェンなどが用いられる
また、PSLIVMPなどが有効であるという報告もあるが機序は明らかでない
(Satoyoshi E: A syndrome of progressive muscle spasm,alopecia,and diarrhea.Neurology 28:458-471, 1978)
(Kayser A, Int. Nat. Gnp series 548 p396, excerpta med. 1981)


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