臨床医がiPadを買うべき5つの理由

1. クラウドサービスが強い
私は勉強のほとんどをデジタルで行なっており、読む→まとめるという作業が必要になってきます。紙の教科書を読んでWordまたはPowerPointでまとめていきます。また、研修医が終わると教科書・書籍の知識は知っていて当たり前。いかに論文で知識を身につけるかという勝負になってくるので大量のPDFを管理する必要があります。その点、MacとiPadをiCloudで繋げば昨晩調べた論文も昨年パソコンでまとめたWord文章もすぐに見ることができます。
正直言って仕事のためとはいえ病棟でスマホは見栄えが悪いです。本当に仕事のことをしていても患者さんからはわかりません。普通の社会人であれば仕事中にスマホを見るなんてありえません。その点iPadであれば多少は緩和されると思います。

2. apple pencil
無印のiPadでもapple pencilに対応するようになりました。ほとんど紙にメモしているのと変わりありません。私が研修医の時は紙のメモ帳を持ち歩いていました。自分でメモ帳を買ったり薬の名前の入った細長いやつを使ったりしていましたがすぐになくすし大事な情報と不要な情報が混じっていたり後から整理するのも大変でした。最悪そのままメモとってお終いになってしまうこともあります。しかし、メモはとっても後からまとめないと意味がありません。その点iPadとapple pencilがあればデバイス1つで無限にメモが取れますし前述のicloudでPCからの整理も簡単です。

3. スキャナアプリの進化
紙で保存していると、管理や見返す時が非常に大変です。先輩医師が教えてくれた時のプリントなど持っていても絶対に見返さないんですよね。DIなどもしばしば有用な情報があります。それも全部スキャンしましょう大事なところをスキャンすればいつでも持ち歩けます。ちなみに自炊(教科書を丸ごとスキャン)はあまりおすすめしません。1冊の本を読むことに関してはまだ紙の方が上と思います。

4. ちょっとしたパソコンがわりに使える
医局や外勤、外出などでは確実にPCを持っていくと思いますしかし、病棟でのちょっとした空き時間、ちょっとした外出や電車などでの移動時間そんな時にPCの代わりに使うことができます。作りかけの論文や勉強のまとめなど作業に関しては完全にPCと同期されます。また、Macであれば特別なアプリを入れなくてもdual displayにすることができます。資料を読みながらスライドを作る、論文を読みながら論文を書くなど、医師の業務にdual displayは有用です。外出先でもそれが可能になるのは大きいです

5. プライベートでも使用可能
何もiPadは仕事専用のものではありません
出先で動画をみる、Kindleで本を読む、大きな画面で写真を見る、絵を描くなどなど
一般的な使い方ですね。

私は今年から仕事にiPadを導入していますが
仕事の効率化にとても満足しています!
正直言ってなんでもっと早くiPadを導入しなかったのだろう。。。
と思っています。

仕事が効率化されれば勉強する時間も遊ぶ時間も増えます。
iPad購入分くらいはすぐに取り戻すことができます。
何よりも時間が大切な医師にこそiPadがおすすめです!

次は実際にどのiPadを選ぶべきか紹介していきます。


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