MAO-B阻害薬 ラサギリンとセレギリン

MAO-B阻害薬

パーキンソン病の比較的初期の治療に用いられる

ジスキネジアなどの運動合併症をきたし、進行期では比較的使いにくい

・セレギリン
古くから日本で使われてきたMAO-B inh
覚醒剤原料が使われており取り扱い注意
MIBGに影響を与えるので検査2週間ほど前から休薬
眠気などの副作用
1日2回の服薬

・ラサギリン
海外で一般的なMAO-B inh
取り扱いは通常の薬剤と同じ
MIBGには影響なし
眠気など少ない
1日1回の服薬

こう見るとラサギリンの方がだいぶ使いやすそう

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