パーキンソン症候群と排尿障害
[パーキンソン病と排尿障害]
黒質-線条体系のドパミン回路が排尿に関与している可能性
排尿障害を呈する患者の方が、呈さない患者よりもDAT低下
→線条体ドパミンは排尿反射に対して抑制的
(Sakakibara R. J Neurol Sci l87 : 55-59 2001)
D1受容体の刺激により排尿半反射は抑制
D2受容体の刺激により排尿反射は促進される
→D2受容体刺激作用の強いlevodopaにより蓄尿障害は増悪
(Uchiyama T. Mov Disord l8:573-578,2003)
逆にMSAでは排尿障害を認める。
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