ドパミン神経系
【ドパミン神経系】
チロシンからチロシン水酸化酵素によってL-ドパへ
L-ドパはドパ脱炭酸酵素によってドパミンに合成される。
[ドパミン神経系]
ドパミン神経系で重要なのは
・ 黒質-線条体系
・ 腹側被蓋野-皮質/辺縁系
[黒質線条体系]
興奮性の神経伝達物質はGlu
抑制性の神経伝達物質はGABA
PDでは黒質のドパミンニューロンの変性によりVL(視床)から皮質への刺激が低下し、Motor outputが減少する。
統合失調症では皮質(主に前頭葉)のドパミン分泌が亢進し、D2受容体を刺激することで、VLが興奮し、知覚過敏を来す。
[腹側被蓋野-皮質/辺縁系]
・ 腹側被蓋野-辺縁系路
情動回路
統合失調症では陽性症状に関与
ストレス刺激によりD1受容体を介して認知・記憶を抑制
統合失調症では陰性症状に関与
神経内科の勉強方 おすすめの教科書はこちら
研修医/内科医が読むべき本はこちら
コメント
コメントを投稿