[B6] 神経内科オススメの教科書 一般内科医・研修医・神経内科入局初期に読むべき本

[神経内科の勉強方法]

神経内科ってすごくとっつきにくくて嫌いな方が多いのではないかと思います。

ここでは研修医/一般内科医にオススメの本を紹介していきます。

個人的に神経内科の勉強って

診察方法/脳梗塞/てんかん/認知症/その他(変性疾患とか)

に分けられるように感じます。

その他の疾患は一部を除き緩徐進行性なことが多いので

専門科への紹介で大丈夫だと思います。

しかし、脳梗塞やてんかんはありふれている上に

急性期疾患なので誰でも初期対応くらいはできる必要があると思います。

そして認知症は高齢者であればベースに持っていることが

非常に多いことから内科医でも知っておくべきと思います。

・ポケットハンドブック

まずはポケットハンドブックから。
広く浅くですね。
あまり興味がなかったりしたらこれ1冊でいいかもしれません。

・神経内科総論
 
これは読み物として優れています。
初見から責任病変の特定方法など
神経内科的な考え方を学べます。


こちらはさらに解剖学的に詳しく。
脳血管障害では重宝します。

 
これは字引的な感じですね。
丸々1冊覚えれば専門医試験も受かると言われています。

・診察方法

神経内科Drで持っていない人はいないんじゃないでしょうか。
診察方法に関して詳しくかいてあります。
結構volumeがあるのできつかったら


こちら。
一応続編もあります。
薄い本なのでさらっと読めます。



・脳梗塞

ガイドライン。
基本ですね。
神内はガイドラインを無料で印刷させてくれないんですよね。
循内あたりは無料なのに…


こちらは初学者にオススメです。
本当にわかりやすいです。

・てんかん

ガイドライン。


初学者にオススメの1冊です。


あとちょっと舐めていたのですが
この本のてんかんのところはすごいわかりやすいです。

 ・認知症

やっぱりガイドラインと


オススメの1冊です。

・その他
あとは各論になってしまうのですが
やっぱりそれぞれのガイドラインと

があれば対応は可能かなと思います。
最近は日本臨床とかも人気みたいですね。


神経内科の勉強方 おすすめの教科書はこちら

研修医/内科医が読むべき本はこちら

医師の勉強の仕方 持っておくべきもの 便利なもの

コメント

このブログの人気の投稿

脳梗塞の分類 TOAST(ATBI, A to A, aortagenic, CE, ESUS, paradoxical, lacunar, BAD)

筋電図の読み方 改定2017

除皮質硬直と除脳硬直