[A1] まず読むべき本
私は学生時代そんなに真面目な学生ではなく
よく読んでいる人はいると思いますが
所属していたグループの国試合格率は5割を割っていました。
「医者に成っても、酒の席で医学の話をするような
寒い大人にはならないようにしような」
と言ったものですが
そんな彼らも研修医になってしばらくすると
「こないだこんな患者さんがいて・・・」
と話始め、
某有名病院ベストレジデントになった奴もいました。
私自身も有名市中病院からオファーが来るようになりました。
つまり、研修を始めるにあたって
一番大切なのは姿勢である。
ということだと思います。
もちろん、学生時代から勤勉でしっかりマッチング対策をし、
有名病院で研修するに越したことはありません。
しかし、勉強なんて自分でできますし
手技なんてものは
何年かすれば確実にプラトーに達します。
それが研修半年後か、2年後かの違い位です。
それは本質的な問題ではないと思います。
ハイポな大学病院で研修していても
やる気さえあれば有名病院レジを超えられるし
有名病院で研修していても
プログラムに乗っかっているだけでは
すぐに越されてしまう。
そう思います。
なのでまずは心構えから。
売れているのには理由があります。
研修に臨む心構えや、
病棟業務のこなし方
EBMの使い方
基本手技
抗菌薬の基本
プレゼンテーションの仕方
など研修医の基礎となる部分が
非常にわかりやすく書いてあります。
正直、第2章(臨床パート)は
軽く読み飛ばして頂いて構いません。
心構え、
これが一番大事です。