[A7] 画像診断 頭部腫瘤性病変

[腫瘤性病変]
1.      脳腫瘍
各脳腫瘍により所見が異なる。

単純CTで異常吸収やmass effectの脳腫瘍を疑う所見
造影CT/MRI
*造影MRIが撮影可能であれば造影CTは省略可能

2.      脳血管障害
その他の血管障害の章を参照

3.      脳膿瘍
急性期脳炎ではDWIで高信号(拡散が抑制される)

脳膿瘍はリング状病変として大脳半球や小脳に認められる。

4.      肉芽腫
サルコイドーシス・Wegener肉芽種・結核・梅毒・真菌炎など

→慢性の脳底部髄膜炎として認められることが多い。

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